繊細さんであることに気づく前と気づいた後

繊細さん

今回は、10記事目ということで私が繊細さんであることに気づく前と気づいたきっかけ、気づいた後のお話をしたいと思います。

繊細さんであることに気づく前のお話

○知らない間に疲れて、無意識のうちに1人になろうとしていた。

小学生のころからずっと、集団行動が続くと土日は必ずと言っていいほど、1人の時間を作ろうとしていました。小学生のころは自分の部屋を持っていなかったので、誕生日に音楽プレイヤーを買ってもらい、音楽を聴いて1人の時間や空間を作ろうとしていました。しかし、その行動に自分では気づいておらず、ある日友人に人と関わるのが苦手なのか?と聞かれた事があり、そこで無意識で1人になろうとしている自分に気づきました。でも、まだ繊細さんである事には気づいていません。

○周りの目が気になって心が開けない。

学生時代、グループで行動をする事が当然になっていましたが、それがすごく苦手でした。4人ぐらいのグループでいる時、自分の発言が注目をされてしまう事が苦痛でした。また、グループの中の1人が席を外したタイミングで、他の友人たちがその子の陰口を言い出す事にも衝撃を受け、嫌な気持ちになりました。それと同時に自分も陰口を言われているのではないかと、周りの目を過剰に気にするようになってしまいました。次第に、自分の思っていることを素直に発言出来ず、心を開ける友人がどんどんいなくなりました。心を開けない自分は人を信用できない性格の悪い人間なのかと悩んだこともありましたが、繊細さんである事に気づくことはありませんでした。

○クラスメイトと仲良く出来ない。

小学生の頃、中学生、高校生の頃と同じクラスの人と仲良くすることが出来ませんでした。同じクラスになると、班決めの時や、日常の対応を見て、すごく疲れてしまっていたり、嫌な部分を見てしまって、どうしても仲良くなれませんでした。現在も仲の良い友人は全員同じクラスになったことのない人ばかりです。大学では、クラスがなくなり、この悩みは解消されたので繊細さんであることに気づくことはありませんでした。

<繊細さんであることに気づいたきっかけのお話>

○パートナーとのぶつかり

パートナーであるむーさんと、よく同じことでぶつかっていました。私が、すぐに怒ってしまったり、些細な事に傷ついてしまう事がきっかけでした。私は、そんな自分が嫌で、自分を見直そうと”すぐ怒ってしまう” ”小さなことに傷つく”などというワードでネット検索を行いました。ですが、検索をしても睡眠不足や、ストレスの溜めすぎなど、一時的なものしか出てきませんでした。そんな時、中田敦彦さんのYoutube大学で繊細さんの本が取り上げられており、その動画をパートナーからオススメしてもらい見た時に、自分はこれかもしれない!!と思いました。そこで、本を買おうと決心しました。

○繊細さんの本

中田敦彦さんのYoutube大学で繊細さんであるかもしれない事に気づき、繊細さんの本を購入し、読みました。すると、自分の説明書なのかな?と思うほどに共感する内容がたくさん書かれていました。しかも、繊細さんかどうかが分かるセルフチェックで、ほぼ全てが当てはまり、自分が繊細さんである事を自覚しました。HSPだけを聞くと何か病気なのではと不安を覚えるかもしれませんが、本に書かれている通り、繊細さんは病気ではなく気質であることも知れました。この本を読み、繊細さんである事を知れたおかげで、これまで自分を責めていたことも、自分のせいではない事に気づけました。そして、この本をパートナーに渡して読んでもらいました。なーさんに当てはまる事がたくさん書かれているね。とパートナーも私が繊細さんである事を受け入れてくれました。

<繊細さんであることに気づいた後のお話>

○自分の心の中

自分自身が繊細さんである事を自覚してからは、自分の性格が悪かったのか。と悩んでいた事もなくなりました。さらに、1人になりたいと思う事は繊細さんのストレス発散方法であり、1人になることへの罪悪感は無くなりました。自分を責めていた時間が少なくなった事で、心の中が平穏になりました。やはり、繊細さんである以上、他人の感情に左右されてしまったりと、まだまだ自分を責めてしまうことを0には出来ていませんが、少なくなった事が大きな進歩だと、自分を褒めることも今は出来ます。

○パートナーとの関係性

私が繊細さんである事をお互いに知ってから、パートナーとの関係性が変わりました。これまで同じことで繰り返していた喧嘩も減り、繊細さんである事が要因となっていたことに関しては、冷静に話すことが出来たり、パートナーも穏やかに話を聞いてくれたりと、とても良い関係性を保てています。繊細さんである自分の強みとして、小さな喜びや幸せに気づく事が出来ます。ですので、パートナーにしてもらって嬉しかったことなどを積極的に伝えるようにもしています。繊細さんである事を否定せず、受け入れてくれて、更には力になろうとしてくれているパートナーには感謝しかありません。

<まとめ>

繊細さんであることに気づく前と気づくきっかけ、気づいた後のお話をしましたが、いかがでしたでしょうか?

繊細さんである事に気づくまでは、ただ自分を責めてしまっていました。しかし、繊細さんであることに気づいてからは、自分を認めることが出来て、心が楽になりました。自分を認めてあげる事でパートナーとの関係もさらに良くなったり、自分の気持ちの変化に気づけるようになったので、心の底から良かったなと思います。

もし、繊細さんっぽいけど気づいていない人が周りにいらっしゃいましたら、是非、繊細さんという人もいるんだよと教えてあげて下さい。

繊細さんと気づかずに苦しんでる人が少しでも減りますように・・・

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