繊細さんは1人で抱えてしまうタイプなので、怒らいない人だと思われがちです。
しかし、繊細さんも人間なのでイラッとする事も、怒る事もあります。ただ繊細さんは怒ったとしても怒りの感情を表に出したりはしないのです。
そこで今回は、繊細さんのイラッとするポイントや怒ったときのエピソードをご紹介します。
繊細さんのイラッとポイント
○他人に対する言葉遣いや態度
繊細さんは、他の人が、他人に対して失礼な言い方や攻撃的な言葉遣い、失礼な態度をとっている姿をみるとイラッとしてしまいます。
例えば、店員さんに対して、偉そうな態度をとっていたり、ため口で催促をしていたりする場面やご老人が立たれているのに、優先座席を譲らない若者を見るとイラッとしてしまいます。
繊細さんが、他人に対する言葉遣いや態度にイラッとしてしまう理由としては、繊細さんが他の人の立場に立てる事や他人の困っている顔を見るのが苦しいという事があります。
○マナー違反をしている人をみたとき
先ほど紹介した”他人に対する言葉遣いや態度”に似た部分ではありますが、信号無視をする人、歩きたばこをする人、ポイ捨てする人を見た時にイラッとしてしまいます。
こういった部分にイラッとしてしまう理由としては、繊細さんは少し未来を予測し、リスクを考えられるからです。例えば、信号無視をしたときに小さな子供がいて、真似をしてけがをしてしまったら?や、歩きたばこをする人のたばこは子どもの目線に火元がいくので、火傷してしまったら?と考えて、どうしてそんな事をしてしまうの!?とイラッとしてしまいます。
じゃあ、自分に対して何か言われたときにイラッとしたり怒ったりしないの?と思われる方もいるかもしれません。
その答えとして、自分に対して何か言われた場合、1度のみであれば悲しみの方が勝ちます。しかし、それが何度も続くと怒りに変わります。
繊細さんの怒りのエピソード(実体験ver.)
実際に私の怒りのエピソードをご紹介します。
ここでの登場人物はAさんと仮名を付けさせていただきます。
私とAさんは、会社の同僚です。知り合ってまだ日も浅い頃は、なんだか自分本位な感じの人だなぁという印象をもったのみでした。しかし、日を増すごとに自分勝手な態度がエスカレートし、数人でしなければいけない仕事を勝手に1人で進めてしまったり、Aさんがしたくない仕事は私に押し付けてきたりと、悲しいと思う回数が増えてきました。
ひどいと感じたときは、優しい言葉を選び、良ければそれはこうしてほしい。と伝えた事もありましたが、行動に変化の兆しはありませんでした。
そして、長い時間一緒に過ごさなくてはいけない機会があり、その時に激しい怒りを感じました。
怒りの原因はたくさんありますが、そのすべてに共通する事は、自分の事しか考えておらず、他人に対しての気遣いや私に対しての見下しがひどく、周りを困らせた事です。しかも、それを本人が無意識でしている事に、更に怒りを感じました。
先輩が軽く注意した時でも、その場では反省している素振りをしますが、数分後には同じ行動を繰り返していたりと、他人の困っている事に対しての罪悪感があるように見えません。
その日、私は激しい怒りを感じましたが、場の雰囲気もあるため、心の中で怒りましたがAさん本人に伝える事はしませんでした。
激しい怒りを感じたなら伝えても良いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、繊細さんはその他の人の気持ちを先読みしたり、場の雰囲気を考えたりすると、なかなか行動に移せない面があります。
伝えるとしてもAさんと2人になった時に伝えようかと考えています。簡単にはなってしまいましたが、これが私の実際の怒りエピソードです。
まとめ
繊細さんも人間なので、イラッとするし、怒る事もあります。
ですが、自分が誰かに怒りを表した時に周りにいる人はどう思うのだろうか。この場はどうなるのか。という事を考えて、怒りを100から5に抑えて伝えたり、伝えないという方法を取ります。
そうして繊細さんは怒りの感情を抑えてしまったり、抱えてしまったりするのでさらにストレスを感じてしまいます。
もし、怒りの感情を抱えた時、伝えられないときは、心を許している友人や恋人に聞いてもらったり、それも難しい場合は発散として感情をノートに書き出したりと、ため込みすぎないようにしましょう!
イラッとすることも怒りを覚えることも悪い事ではありません。人間として当然の道理だと思います。ただ、その感情をため込みすぎるのは良くないので、その部分にだけ気を付けましょう。
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