繊細さんは、様々なことに敏感です。
そのため、日常生活を送っているだけでも気疲れすることがたくさんあります。
そこで今回は、たくさん気疲れする繊細さんのために、気疲れしてしまう場面と日常にある気持ちのリセットポイントをご紹介します。
気疲れする場面
人混みを歩くとき
繊細さんは、人混みを歩いているとき、前からくる人がどっちに行くのか。だけでなく、その人の表情や目線でどんな感情になっているのかまで読み取ってしまいます。それは、前からくる人だけでなく、横からくる人や後ろからくる人も同様です。表情や目線から感情を読み取ってしまう繊細さんは、その時に、気疲れをしてしまいます。
電車の乗り降りをするとき
電車に乗るときも降りるときも繊細さんは、とても気を遣います。ここに立っているのは邪魔だろうか。この人たちが、降りてから乗ろう。今横に立っている人も降りるのかな。どのスピードで乗れば・降りれば、スムーズにできるだろう。と本当に様々なことを考えながら電車の乗り降りをするため、気疲れをしてしまいます。
電車内にいるとき
電車の中で、繊細さんはたくさんの人の感情が自分の中に入ってくる感覚になります。たくさんの人の表情や仕草などが視界に入ると、この人は今、こう思っているのかな。などと考えてしまうこともあります。また、電車内で1番気疲れをしてしまうのは座席を譲るか譲らないか問題です。繊細さんは、自分が席に座っていなくても、ご年配の方や妊婦さんが乗って来られたときに一緒になって空いてる座席を目で探してしまいます。そんなとき、若者が優先座席にいて、全く立たない光景を見ると、腹立ちを覚えると共に、居た堪れない気持ちになります。そのとき、気疲れをしてしまいます。
買い物をするとき
服や食材など、どの買い物でも繊細さんは気疲れしています。例えば、服屋さんで買い物をしているときに、畳んである可愛い服を見たとします。その後、店員さんがきれいに畳んでくれるのに、店員さんに畳ませるのは申し訳ない。という気持ちから、畳んで直したりしてしまいます。また、レジに並んでいる時でも、自分で列がつっかえてしまわないように、購入するものの金額を事前に準備していたりと工夫をしています。買い物をしている時、後のことを考えてしまうので、気疲れをしてしまいます。
気持ちのリセットポイント
先ほど、どの場面で気疲れを起こしているのかを説明しました。そこで、これからは、気疲れをしたときにできる日常のリセットポイントをご紹介ます。
外を歩いているとき
晴れの日はもちろんですが、雨の日や曇りの日でも外を歩くことは気持ちのリセットになります。外の空気を吸うことは、気分転換にもなります。気疲れをしているときは、パーっと気持ちを晴れさせることが大切になります。外を歩くことができない時は、窓を開けて外の空気を吸うだけでも気持ちのリセットができます。
好きなものを食べるとき
人は好きなものを食べているとき、幸福感をたくさん感じることができます。そのため、ちょっと気を遣って疲れたなぁと思ったときは、自分の好きなお菓子や軽食を食べて下さい。好きなものを食べることで幸福感を感じられ、気持ちのリセットにつながります。
好きな音楽を聴くとき
音楽を聴くことが好きな方は、自分の好きな音楽を聴くことで気持ちのリセットになります。軽快なリズムで元気が出る曲を聴いてみたり、好きなフレーズがある方は、そのフレーズだけを聴いてみたりするとリラックスできて、とても良い効果を得られます。好きな音楽が無い方は、元気の出る曲などと検索をして聴いてみて下さい。きっと好きな音楽に巡り合えるはずです。音楽を聴くことは、自分の生活に色を足してくれるので、人生が豊かになる感覚があり、気持ちのリセットにもつながります。
まとめ
今回は、気疲れする場面と日常の中にある気持ちのリセットポイントをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
日常生活の中で、気を遣い過ぎて疲れたなと感じた方は、是非、日常生活の中にあるリセットポイントで気持ちのリセットをしてみて下さい。
みなさまの生きやすい日常になりますように・・・
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