繊細さんを苦しめてしまっている言葉

繊細さん

繊細さんは様々なことを敏感に受け取ってしまいます。

それは、言葉も一緒です。繊細さんは他人からかけられる言葉を良くも悪くも深く考えてしまいます。非繊細さんが、何気なく放った言葉が繊細さんを苦しめているかもしれません。

そこで今回は、繊細さんを苦しめてしまっている言葉Top5をご紹介します。

実は繊細さんを苦しめてしまっている言葉

Top5:悩みなさそう

繊細さんは、様々なことを敏感に感じ取り、深く考えてしまう癖があります。その考えたことが気になってしまうと長時間悩んでしまうこともしばしばあります。ですが、繊細さんは自分が考えたり悩んでいることを他の人に気づかれないように振る舞っています。考えたり悩んでいることを気づかれてしまうと、その場の空気を壊してしまうのではないか。だったり、心配をかけてしまうのではないか。と気遣いから、見せないようにしています。そのため、「悩みなさそうだね。」などと言われると、悩んでいるのになぁ。と凹んでしまったり、自分を否定されている感覚になり、自分を出せなくなってしまいます。

Top4:心配性すぎる

繊細さんは、将来のことから、これから行う行動1つにおいても、本当に大丈夫か?リスクはないか?悪い方向になった時の対処方法を考えておこう。と1つ1つの行動に対して、リスク回避をしっかり行います。その行動は、他の人から見ると心配しすぎなのではないか。と思われてしまうことがあります。繊細さんにとっては、普通の考えです。それに他人にこのリスク回避の考え方を強要することはありません。ですので、他の人から「心配性すぎるよね」と言われると、指摘を受けている気分になります。心配性すぎる自分に対して、どうしてこんなに考えてしまうのだろう。と悩んでいる繊細さんも中にはいるため、この言葉を言われると、やっぱり考えすぎだよね。だったりとネガティブループに陥ってしまいます。

Top3:八方美人

繊細さんは、他の人の考えを読み取る能力に長けています。そのため、繊細さんが発言を求められたときは、その人の考えを踏まえた上で話をします。この行動は、繊細さんにとって自然な行動です。なぜかというと、自分の意見を言った時に、相手の表情が一瞬曇ったことを見逃さずに気づいてしまうからです。自分の意見を求められた際、時間はかかりますが、伝えようと努力をします。その時に「〇〇さんって、八方美人だよね」と言われると自分の行動に制限がかかったように感じてしまいます。次にする自分の行動も、八方美人になってしまっているのではないか。と常に誰かの視線を感じて、自由に動けなくなってしまいます。

Top2:大丈夫だよね?

繊細さんは人に頼ることや断ることがとても苦手です。仕事でも、たくさん仕事を任せられてこれ以上は難しいかもしれないと思っていて、断ることを考えているときに「大丈夫だよね?」と言われてしまうと、断れなくなってしまいます。「大丈夫だよね?」という言葉を聞くと、威圧を感じてしまい、大丈夫です。としか答えられなくなってしまいます。

Top1:気にしすぎ・考えすぎ

繊細さんは、自分が繊細さんであることに対して、悩みを抱えている人がほとんどです。人より考えすぎてしまうことや、自分を認められないこと、他の人の行動に目がいってしまうことなど、気にしないようにしようとしても無意識に考えてしまう自分に嫌気が差してしまうこともあります。そんな繊細さんにとって「気にしすぎ」「考えすぎ」という言葉は、重く深く心にのし掛かります。繊細さんであることを認めている方でも、改めて「気にしすぎだよね」「考えすぎじゃない?」と言われてしまうと、自分が悪いかのような気分になってしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。また、気にしている自分を否定されているようにも感じてしまいます。気にしすぎてしまうことを1番理解している繊細さんにとって「気にしすぎ」や「考えすぎ」は足枷で錘同然の言葉です。

まとめ

今回は、繊細さんを苦しめてしまっている言葉Top5をご紹介しましたが、いかがでしたか?

何気なく放っている言葉が繊細さんを苦しめてしまっているかもしれません。かといって、優しく過保護にしすぎるのではなく、間違っていることは時に厳しく言ってあげて下さい。

繊細さんへの理解が深まり、思いやりを持った世の中になりますように・・・

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