繊細さんであることは、甘えているからだと言われた経験はありますか?
自分が繊細であることを誰かに話したときに、それは甘えだと言う人は一定数います。
繊細さんは甘えだと言われた時に、甘えてしまっているのだろうかと自分を責めてしまう傾向にあります。
そこで今回は、繊細さんであることが本当に甘えなのかをご説明します。
繊細であることは甘えなのか?
繊細であることは、甘えなのか?
この問いに対しての答えは、NOです。
繊細であることは甘えではありません。
この記事を書いている私自身が繊細さんだから、甘えではないと言っているのではないのか。と
思われた方もいるかと思いますが、それも違います。
繊細であることと甘えの違い
そもそも繊細(HSP)であることは、生まれ持った気質であるため、甘えではありません。
甘えである場合は、小さい頃からの生活環境や自身の性格が関係してくるもので、
習慣を変えたり、努力をすることで治るものです。
しかし、繊細であることは、小さい頃からの生活環境や自身の性格の問題ではなく、
生まれ持った気質で病気でもないので治すことのできないものです。
では、甘えだと言ってきた人に対して、どうすればいいのでしょうか?
甘えであると主張する人への対応方法
理解をする気のない人への対応方法
自分が繊細であることを打ち明けた時、甘えだと言われ、その発言をした人が、
繊細である人のことを理解しようともしない人である場合の対応方法は至ってシンプルです。
この人は、他人を理解できない人なのだ。こういう人なんだ。と考え、
その人とは少しずつ距離を取りましょう。
繊細であることを理解しようとしてくれない人と無理に仲良くしたり、付き合いを続けていても、
自分自身が疲れてしまい、ストレスが溜まってしまい、悪循環です。
ですので、理解をしようともしてくれない人とは、距離を取り、
この人はこういう人だと諦める心を持ちましょう。
理解してほしい人/理解する気のある人
自分の中で、この人には理解をしてほしいと思う人や繊細であることを理解する気のある人への
対応方法もシンプルです。
理解してほしい人や理解する気のある人には、繊細であることの説明をしましょう。
ただ、自分の感じていることを説明するだけではダメです。
きちんと、繊細であるということがどういうものなのか。どういうことを日頃感じているのかなど、
繊細であることを1から説明しましょう。
どのように伝えればいいのかわからない人は、以下の4点を意識して伝えてみてください。
・繊細というのは、生まれ持った気質であり、根性で治るものではないこと。
・生まれつき色盲であることなど、治せるものではないことと同じものであること。
・気質であることは病気ではないので治せるものではない。上手くコントロールをして
繊細である自分自身を受け入れる必要があること。
・たくさんのことが気に掛かり、気を遣うため、むしろ甘えることが難しいこと。
この4点を意識して伝えることができれば、繊細であることの概要は伝わるはずです。
もっと詳しく知ってほしい場合や、上記4点を意識しても伝えることが難しい場合は、
ネットに上がっている繊細さんの記事や、繊細さんの書籍を使い、伝える方法もあります。
まとめ
今回は、繊細であることが甘えなのか?についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
繊細であることを頑張って打ち明けたにも関わらず、甘えだと心ない言葉をぶつけてくる人はいます。
そんな時は、その相手が自分にとって理解してほしい人なのかを判断し、
上記の対応方法を試してみてください。
伝えたいという気持ちを持ち、一生懸命伝えることで、きっと伝わります。
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